| 数学 優勝賞金はいくら? 〜期待値の問題より〜 |
NO.41 |
2001.3.23作成
今回も、高校の数学Tで習う「確率」の中から、将棋と卓球に関する期待値の問題を考えてみました。
◆優勝賞金はいくら?
Q.A、B2人が対局して、先に4勝した方が優勝となり賞金100万円をもらうことになっている。
Aが2勝、Bが3勝したところで、以後の対局を中止して賞金を期待値にしたがって分配することになった。
Bがもらう賞金はいくらか。ただし、両者が勝つ確率はともに1/2とする。
A.現在、Bが3勝2敗で、2連敗さえしなければ優勝できる。
2連敗する確率は、1/2×1/2=1/4 だから、Bが優勝する確率は、残りの3/4。
よって、Bがもらう賞金の期待値は、100×3/4=75(万円)
◆何試合目で勝負が付くか?
Q.A、B2チームが卓球の団体戦をすると、先に3つ取った方が勝ちとなる。このとき、チームの
勝ちが決まるのに必要な試合数の期待値を求めよ。ただし、各試合の勝つ確率はともに1/2とする。
A.3試合目で勝ちが決まる確率
○○○ または ××× の2通りだから、確率は 1/2×1/2×1/2×2=1/4
4試合目で勝ちが決まる確率
2勝1敗で勝ちとなる ○○×○、○×○○、×○○○
または 1勝2敗で負ける ○×××、×○××、××○× の6通りだから、
確率は 1/2×1/2×1/2×1/2×6=3/8
5試合目で勝ちが決まる確率
2勝2敗で勝ち または 負け で、4C2×2=12通りだから、
確率は 1/2×1/2×1/2×1/2×1/2×12=3/8
よって、勝ちが決まるのに必要な試合数の期待値は、
3×1/4+4×3/8+5×3/8=33/8=4.125(試合)
つまり、互角のチーム同士が戦えば、4・5番までもつれるということですね。