厚木西高校卓球部通信 No. 320 2007. 5.14

国体県少年男女1次予選 5/13(日) 男:日産自動車体育館

 今回初めて、国体の予選に出てみました。これまでうちのレベルでは参加費が無駄になるだけと思い、出場を見送っていたのですが。

少年男子シングルス
 1回戦
    小林  ○ 3( 4, 7, 1   )0 × 内田 (翠嵐)
    大友  ○ 3( 6,-7, 7, 4  )1 × 佐藤 (橘学苑)
    湯川  ○ 3( 5, 7, 8   )0 × 宮田 (鶴見)
    大久保 ○ 3( 9, 9,12   )0 × 伊藤 (慶應)
 2回戦
    澁谷  ○ 3(-4, 6, 9,10  )1 × 近藤 (鶴見)
    勝木  ○ 3( 6, 4, 5   )0 × 種野 (慶應)
    葉山  ○ 3( 7,-4,-6, 8, 6)2 × 宿野部(武相)
    小林  ○ 3( 3, 9, 5   )0 × 清原 (県横須賀)
    藤本  × 0(-10,-5,-7   )3 ○ 斉藤 (桐蔭学園)
    大塚  × 1(-9,-6, 9,-8  )3 ○ 青木 (武相)
    大友  × 0(-1,-5,-2   )3 ○ 玉城 (三浦)
    湯川  × 0(-8,-5,-6   )3 ○ 飯野 (湘南工大附)
    大久保 × 0(-2,-3,-4   )3 ○ 小森 (三浦)
 3回戦
    澁谷  ○ 3( 8, 7, 9   )0 × 宮本 (桐蔭学園)
    勝木  ○ 3( 6,-7, 9,-8, 8)2 × 藤森 (五領ヶ台)
    葉山  × 0(-6,-8,-6   )3 ○ 渡辺 (三浦)
    小林  × 0(-3,-5,-7   )3 ○ 川口 (湘南工大附)
 4回戦
    澁谷  × 2(11,-8,10,-2,-9)3 ○ 町  (綾北中)
    勝木  × 0(-3,-4,-7   )3 ○ 中西 (横浜商)

お金で買えない経験

 参加費1000円。卓球の大会の中で安い金額ではないですが、思っていたよりたくさん試合ができました。澁谷と勝木がベスト64。また、外シードの人と対戦できた人はラッキーでしたね。お金では買えない経験ができたと思います。さらにレベルアップしていけば、もっと上の世界が待っているんですよ。

自分で考え、努力する姿勢

 「どんな方法で松坂大輔を指導したんですか?」
 メジャーリーグ行きが決まってから、とみに訊ねられる質問である。
 結論から言えば、大輔に技術的な面で細かく指示を出した覚えはない。コントロールをつけさせ、スローカーブを覚えさせたことと、体力をつけさせたことぐらいである。
 後は、もっぱら野球に取り組む姿勢など、精神的な指導に終始した。
 大輔からアドバイスを求められれば応じるが、基本的には自分で練習をして、自分なりのフォームを研究するように指示していた。
 ただし、彼自身、強靱な精神力のもち主であり、納得いくまで自分で考え、練習では徹底して自分を追い込み、貪欲に独自の野球道を確立していった。
 「自分で努力をしなければ、チームの一員として認められない。これは社会でも同じこと。一生懸命働いて努力しなければ、誰も認めてくれないよ」
 大輔は真剣に、僕の言葉に耳を傾けていた。(中略)

 僕やコーチが対戦相手の投手を研究し、様々なデータを取って、試合中に「あの投手は次にこんなボールを投げてくるはずだ」と打者に教えることはできるだろう。
 だが、仮にそれでヒットを打てたとしても、それは打者の実力ではない。選手は監督やコーチのロボットではないはずだ。
 そうではなく、力と力の勝負、あるいは技と技の勝負を正々堂々とやることに、本当の意味がある。バッターボックスに入り、「この投手のカーブを狙おう」とか、「次はインコースにくるだろう」などと自分の頭と体で考えてこそ、感性も磨かれるし、考える力も身につくのである。
 サッカーのルールは17あるというが、野球のルールは2000以上もある。とてもそれらそべてを覚えきることはできない。
 しかし、それを必死で覚え、泥まみれになりながら試合で生かそうとして必死になる。そうやって、大輔も一段一段、階段を上って行ったのである。

〜「ひたむきに 松坂大輔、超一流への道」(渡辺元智監督著)より〜