卓球 時間を無駄にするな!
            〜ホームページ7周年〜
 NO.125 

2005.1.22作成

 本当に速いもので、このホームページ「将棋と卓球と数学の部屋」も開設してから、ちょうど7周年になりました。

これからも、毎日コツコツと地道に続けようと思っています。

 「卓球レポート」2月号が自宅に届きました。その中に、アテネオリンピック金メダリストの柳承敏(韓国)選手

私の『ことば』という記事が載っていたので、紹介したいと思います。


私の『ことば』  時間を無駄にするな!     アテネオリンピック金メダリスト 柳承敏(韓国)

 2004年夏、聖地・アテネで開催されたオリンピックで、韓国の柳承敏が金メダルを獲得した衝撃は大きい。韓国
伝統のペンドライブ主戦型が世界の頂点に立ったという事実は、シェーク両ハンド攻撃型が全盛の中、多くの卓球
ファンに激烈なインパクトを与えた。
 大会前の予想で、柳承敏を優勝候補に挙げる関係者は少なかった。柳承敏は、アテネオリンピックの直前に
発表された世界ランキングで3位につけたとはいえ、過去の対戦成績を見ても中国選手に対して大きなビハインド
(劣っている点)があった。
 しかし、柳承敏がアテネオリンピックで金メダルを獲得したという事実は紛れもない。
 アテネオリンピックが閉幕した後、「金メダル獲得」の要因をうかがわせるキーワードが彼の口から発せられた。
それは、2004年12月21日にバタフライから発売されたビデオ&DVD『柳承敏 正統派ペンホルダーの伝承者』
の取材で来日したときのこと。取材の中で、彼に座右の銘(常に自分の心に留めておき、戒めや励ましとする
格言)を尋ねた。そのときの答えは、こうだった。
「私の座右の銘は、『時間を無駄にするな』という言葉です。幼いころは、その言葉の意味がよくわかりません
でした。しかし、最近になって、その意味がわかってきたような気がします。
 これから先の人生の中で、必ず挫折や失敗があるでしょう。そのような壁にぶつかっても、それまでの時間を
無駄にせず、毎日を精いっぱい生きていれば後悔することはないと思うのです」
 人には平等に1日24時間という「時間」が与えられている。しかし、その時間をどのように使うのかは、人
それぞれだ。特に、柳承敏のように20代前半や10代の若い選手は「時間」の大切さを感じ取りにくいだろう。
それは、無理もない。若いときは、いくらでも「時間」があるように感じてしまうものだから…。
 しかし、22歳の柳承敏の心の中にある言葉は「時間を無駄にするな」だ。それは、現在に至るまで、彼がいかに
濃密な「時間」を過ごしたかを意味しているように思う。彼が、卓球に費やした時間の多さを物語るエピソードを
紹介しよう。
「信じてもらえないかもしれませんが、私が中学生のときは朝6時から深夜1時まで練習していました。くたくたに
なって、深夜1時に練習を終えたら、コーチに『まだ練習が足りないか?』と聞かれ、そこからさらに練習したことも
ありました」
 練習量が多ければ良いのかという議論はさておき、このような猛練習が柳承敏に「時間の大切さ」を気づかせた
のではないだろうか。
 幼いころからの努力の積み重ねという「過去の時間」と、それが自分の血となり肉となった「現在の時間」とを
しっかりつなぎ合わせることができたからこそ、アテネで爆発的な力を発揮できたのだろう。そう思わせる、彼の
言葉だった。


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