| 卓球 「成功の教科書」@ 〜成功は「技術」である〜 |
NO.138 |
2005.10.21作成
中間テスト中です。部活動もなく、少し時間に余裕が出てきたので、スポーツ関係の本を読んでいます。先日、
おもしろい本を見つけました。それは、中学の先生が書かれた「成功の教科書」(原田隆史著)という本です。
興味のある方は、ぜひ買って読んでみて下さい。そして、書かれていることを実践してみて下さい。その先に、
成功が待っているかもしれません。
その本のまえがき(プロローグ)から、一部分を紹介したいと思います。
成功は「技術」である!
「成功」を軸に考えてみたとき、人間は2種類に分けられます。いつも成功する人と、いつも失敗する人です。
中学教師として、陸上競技部の監督として、大学や企業研修の指導者として、また私が主宰している教師塾、
企業人塾の塾頭として、私が過去20年間にわたり3万人以上の人たちを指導してきた結果からも明らかです。
いつも同じ成功をする人が5パーセント、いつも同じ失敗をする人が95パーセント。工夫をしないと、ほとんどの人
がいつも失敗する人に含まれてしまうことが分かりました。
その結果、5パーセントのいつも成功する人は、「天才」や「カリスマ」、「奇跡」などと呼ばれます。そして、いつも
失敗する人は、「天才」や「奇跡」と呼ばれる人に対して、「あの人は才能があるから」、「素質が違うよ」、「運が
いいんじゃない」などと、あきらめと羨望のまなざしを送ります。
ほんとうにそうでしょうか?成功は、才能や素質、運や偶然で決まるものなのでしょうか?
私は大阪市立松虫中学校の陸上部監督として、7年間で13回の日本一を育てるという成功をおさめ、「カリスマ
教師」、「松虫中の奇跡」と呼ばれたことがあります。
おかしいですよね?成功が才能や素質で決まるものだとしたら、スポーツ推薦制度のない公立中学校から次々
に日本一が出るわけがありません。しかも生徒たちが”予告優勝”するわけですから、運や偶然の結果でもありま
せん。
答えは簡単です。成功は「技術」なのです。
「技術」は誰にでも身につけることが可能です。また身につけてしまえば、何度でも反復できるものです。まわり
から見たら「奇跡」にしか見えなかった日本一大量生産も、この「技術」を身につけていた私や生徒にとっては
当たり前の結果だったのです。
そのとき私が行ったのは、成功を技術化して、生徒一人ひとりに実践させることで、生徒を確実に成功へ届か
せる(リーチさせる)教育手法でした。私は、この独自の指導理論を「リーチング」と呼んでいます。
残念ながらいつも失敗する95パーセントの人は、この「技術」の存在すら知りません。だから一生懸命頑張って
みても、いつも失敗ばかり繰り返してしまうのです。成功にリーチしようと思ったら、まず、成功は才能や素質、運や
偶然で決まるものではなく、成功にリーチする「技術」があるということを覚えておいてください。「成功の技術」を
身につければ、あなたも必ず成功にリーチできます。
「成功の技術」は真似ることができる
もちろん私もはじめから「成功の技術」を知っていたわけではありません。松虫中に赴任してまもなく、私は
「陸上部を日本一にできなかったら、学校をやめる」と宣言しました。しかし1年目も2年目も、いいところまでは
いくのですが、なかなか日本一を育てることはできませんでした。
そのとき気づいたのが、一流の指導者・強い選手を「真似る」という方法でした。
現状を打破する方法には3つあります。1つ目が「たくさんやる」。2つ目が「工夫する」。3つ目が「真似る」こと
です。しかし、勉強との両立をしなければならない中学校の陸上部では、「たくさんやる」には限界があります。
また、「工夫する」ことは、生徒の工夫できる能力の違いによって結果が左右されてしまいます。どちらも成功に
リーチする確率が低いわけです。
しかし、「真似る」ことは簡単です。
そう考えた私は、勝ちたい、勝たせたいという思いから、徹底的にオリンピックの金メダリストを分析しました。
また、強いスポーツ選手に加えて、世界中の偉人、成功者と呼ばれる人たちの人生も徹底的に研究しました。
つまり古今東西の「成功のプロフェッショナル」に学んだわけです。
マンガからも学びました。ある日、保育所に子どもを迎えに行ったとき、時間があったので書棚にあったナイチン
ゲールの伝記マンガを読んでみたのです。目からウロコでしたね。10分ぐらいで簡単に読めるものですが、それ
だけにポイントが絞られていて分かりやすい。さっそく、書店へ行って全集を買い、一気に読破しました。
オリンピックの金メダリスト、偉人、成功者を分析していくと、活躍しているジャンルを問わず、いつも成功する、
何をやっても成功する「成功のプロ」に共通するものが見えてきました。それは「強い勝利意識と高い目標設定」
でした。そして強い選手ほど、「心・技・体」の中でも「心」を重視してきたことも分かってきたのです。
これらの共通項目を「成功の技術」ととらえた私は、「心づくり」と「目標設定」を軸にした指導を行いました。そして
「長期目標設定用紙」と「ルーティンチェック表」、「日誌」を考案し、誰もが「成功の技術」を身につけられる仕組み
をつくり上げたのです。「長期目標設定用紙」は目標設定の技術を高め、未来に対して準備をするための用紙
です。日々の行動を管理する「ルーティンチェック表」や、毎日の生活を確認して反省・改善するための「日誌」と
組み合わせることによって、生徒たちの活動への「気づき」と「質」が高まった結果が、陸上日本一13回という成功
に結びついたのです。
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