| 卓球 「成功の教科書」B 〜成功のための第1原則〜 |
NO.140 |
2005.10.23作成
前回の続きです。中学の先生が書かれた「成功の教科書」(原田隆史著)という本からです。その本のまえがき
(プロローグ)から、一部分を紹介したいと思います。
成功のための第1原則 「成功する」と決める
2004年のアテネオリンピックで、日本人選手が大活躍をしたことは記憶に新しいと思います。女子柔道の
谷亮子選手もその一人です。彼女は見事に金メダルを獲得し、オリンピック2連覇を達成しました。
ここで思い出して欲しいのが、「成功のプロ」に共通する「強い勝利意識と高い目標設定」です。谷亮子選手は、
オリンピック前から「金メダルしかない」と語っていました。この言葉は、絶対、金メダルをとるという決意の表れ
ですが、「成功の技術」という観点から見ると、次のように言い換えることができます。
谷選手は「オリンピックで2連覇する」と決めていたのです。
成功にリーチするためには「決める」ことが絶対に必要です。成功にリーチするには、まず「成功したい」では
なく、「成功する」と決めなければならないのです。
もし彼女が「金メダルをとる」と決めていなければ、永遠に金メダルを手にすることはできませんでした。成功は
偶然には起こらないし、決して得られないものなのです。
私もそのことに気がつくのに10年かかりました。
私は、松虫中に赴任する前に2つの学校で陸上部の指導をしました。それらの学校では、大阪一を育てることは
できましたが、ついに日本一は生まれませんでした。松虫中にきても、最初の2年間は日本一を育てることが
できなかったことは前にも述べました。
当時は一生懸命頑張って技術を磨けば、いつか日本一という成功にリーチできると思っていたのです。
しかし、オリンピックの金メダリストを分析するうちに、大きな間違いだったことに気がついたのです。「一生懸命
頑張る」は当たり前のことなのです。彼らが他の選手と違う結果を出せたのは、技術の向上を図ることはもとより、
全員が「金メダルをとる」と決めていたからだったのです。
それからは、生徒たちにまず「日本一になる」と決めさせ、そのために必要なことを考え、とにかくやり切る、
やらせ切るという指導をしました。その結果、3年目からは日本一の選手が次々に生まれるようになりました。
”予告優勝”が可能になったのも、生徒自身が「優勝する」と決めて、そのために必要なことをやり切ったからなの
です。
原田塾ではこれを「輪投げ理論」と名づけています。輪投げで景品をとるためには、輪投げの腕以前に、店側に
文句を言われようが、身体を前に伸ばして何としても景品をとってやろうという強い思いが先なのです。
だから、成功にリーチしたいのなら、スポーツでもビジネスでも、人生のどんなジャンルにおいても、とにかく
「成功する」と決めること、強い思いが大切です。…