| 卓球 津久井郡卓球大会 〜忍耐力〜 |
NO.174 |
2006.6.6作成
津久井町が相模原市に合併され、津久井郡自体はなくなったものの、昨年通り、津久井郡大会が行われ
ました。1W2Sの3人制の団体戦とシングルスの試合でした。参加人数が多く、試合はすべて11本の3セット
マッチで行われました。
男子団体戦
1回戦
津久井町A 2対0 相模丘中B
1S 山田 ○ 2( 0, 3 )0 × 瀬戸
2W 佐藤・仲田 ○ 2( 4, 4 )0 × 菊地原・水村
3S 佐藤 山田
2回戦 津久井町A 1対2 藤野町
1S 佐藤 ○ 2( 4, 5 )0 × 帯金
2W 山田・仲田 × 0(-8,-10 )2 ○ 佐藤・臼井
3S 山田 × 0(-7,-7 )2 ○ 佐藤
一般男子シングルス
2回戦
佐藤 ○ 2(
7, 5 )0 × 佐々木(八溝南)
3回戦
佐藤 ○ 2( 6,-9, 5)1 × 山田 (津久井町)
4回戦
佐藤 × 1(8,-11,-6)2 ○ 岸野 (大月短大附属高)
団体戦は、藤野町にやられ、2回戦負け。シングルスは、第1シードの高校生に破れ、ベスト8に終わりました。
最後の岸野戦は、2セット目10−8でマッチポイントを握っていての逆転負け。ちょっと我慢が足りませんね。
昔の本ですが、「応用編 集中力の鍛え方」(土屋敏明著、徳間書店)という本をBOOK OFFで買って読んで
みました。その中の第3章 集中のノウハウに、「忍耐力」という箇所があったので紹介したいと思います。
忍耐力
プロゴルファーのトム・ワトソンは「ゴルフで一番むずかしいのは、我慢を覚えること」といっている。「ミスショットを
しても、しかたないとあきらめて、次のプレーに集中することだ」ともいっている。
失敗を気にして、それにこだわったりすると、かえってエラーは続出する。「運命を受け容れることを学ば
なければいけない。ゴルフというものはそういうゲームであることを受け容れなくちゃいけない」のだそうである。
ワトソンほどの名手でも、ホールインワンの次のラウンドは、必ず悪い結果が出るという。興奮のあまり、集中力
に乱れが生じるのである。
ちなみにかれはホールインワンを12歳のとき達成して以来、5回もやっている。
どんなに悪い状態でも悲観せず、どんなに良い状況でもおごりたかぶらず、平静心を保つには、ワトソンのように
「我慢」ないしは達観が必要である。この自己鍛錬は、「自分を甘やかさない」訓練、いいかえれば自分の感情の
コントロールの練習によって支えられる。
一般に、こうして忍耐力を養成するために、苛烈なトレーニングが試みられることが多い。
昭和55年夏の甲子園で、みごと全国高校野球選手権大会に優勝した横浜高校の監督、渡辺元さんは、
「耐える野球」をモットーに、きびしく選手たちを鍛えた。
といっても、げんこつやバットを振り上げるわけではない。選手を叱りつけもしない。選手が自分で我慢できるよう
になるまで、1個のボールを使って何回もノックを繰り返すようなことをした。後逸すれば自分で走って拾いに
いかなければならない。ひたすら走って耐える。
部員たちがくじけそうになると、自宅に呼んで寝食を共にする。六畳一間のアパート暮らしで選手を引き取っても
愚痴1つこぼさない奥さんがいる。監督自身も夜学に通って、社会科の教員免許をとった。
こうして選手たちは、渡辺監督自身の言動の1つ1つから「忍耐」ということを学んだ。そして、粘り強く、辛抱強い
ゲームがつねに展開されたのである。
忍耐力とは、結局、常人より長期間にわたって、苦しい状態を耐え忍び、楽な状態にまどわされず、自分の意志
を変更しない持久力、粘り強さのことである。意志強固、持久力、持続性、平静心、堅忍不抜、いずれも同じ意味
である。
だが、いくら長期間同じことを繰り返しても、それが惰性や習慣や、強圧体制下で行なわれる限りは、忍耐の名
に値しない。あくまでも自己の意志を堅持するところに価値がある。
この忍耐力は、概して、粘着性気質の人たちの持ちやすい特性といわれている。たしかに「執念深く、1つのこと
にこだわって、ねちこく、尻上がりに熱中できる」筋肉質の人は、苦痛をものともしない耐性にも恵まれて、比較的
持久力を多く保持している場合がある。
しかし、そういう人でも、自己中心的な、イマチュアーな性格を持っていると、必ずしも忍耐強いとはいいえず、
ほかに責任転嫁したり、いたずらに興奮するばかりで、不安定になってしまう。まして自信欠如や、馬力の乏しい
人は、陰険な、劣等感の多い策略家になってしまうであろう。
一般に、子供や老人には持久力がない。体力不足や、自己中心主義の甘えが、忍耐を崩すように仕向けている
面もある。だから青壮年でも、老人子供と同じように、すぐにネを上げる弱虫はいる。
逆に、気候のきびしい風土で、貧困な家庭に育ち、苦労して実社会で伸びてきた人たちは、一様にすばらしい
忍耐力を身につけている。
いいかえれば、忍耐力の育成には、過保護的環境は不適であり、わがままやぜいたくのいえない「苦境」、
きびしい環境やはげしい競争の世界が必要なのである。