| 卓球 「カンブリア宮殿 村上龍×経済人」 〜リーダー名言集(1)〜 |
NO.243 |
2007.10.16作成
インターネットのAmazonで、「カンブリア宮殿 村上龍×経済人」(村上龍著、テレビ東京報道局編、日本経済新聞出版社)という本を見つけ
ました。たまにテレビ番組を見て、出演している方の話を聞くと大変ためになります。今までの番組をまとめたのがこの本だそうで、読み応えが
ありました。そこで、この本の目次と、太字になっている箇所から特にためになった言葉を選んで、紹介したいと思います。
カンブリア宮殿 村上龍×経済人
T 進化をを止めないメジャー企業
張富士夫(トヨタ自動車会長)
「難しい状況が襲ってくる時は、みんな一生懸命やるからいいと思うんですが、ではもうこれでいいと、チャレンジがなくなった時、どうなるのか。
僕はあまり経験してないのですが、その時が怖いなと思います。」
福井威夫(本田技研工業社長)
「たとえば”学歴無用論”というのは、学力がなくていいということではなくて、学力や実力は必要なんです。学歴はいらないと言っているの
です。」
大橋洋治(全日本空輸会長)
「現代人はいわゆる第六感、『これはおかしいな』と思ったり、ザワザワッとするような感覚が、退化しているんじゃないかと思うんです。『おい、
ちょっと待てよ』と感じられないといけないんだろうと思います。私はそれが秀でていたというわけではありませんが、やはりそういう中で大切
なのは、隠されているものがたくさんあるわけですから、それを徹底的に調べ上げることでしょう。」
後藤卓也(花王取締役会会長)
「私はよくキョロキョロする好奇心と言うのですが、街でキョロキョロしながら、何か変わったことはないか、何かやるべきことはないかと
問題意識を持っていると、常に何かが出てくるというわけではありませんが、いつかパッと閃くこともあると思うんです。」
U 能力・人格・経営
古田英明(縄文アソシエイツ代表取締役)
「立つ鳥跡を濁さず、としていただくようにしています。恩義がある会社を振り捨ててやめていくようなことは、絶対にしてはいけません。『君が
そういう決断をしたなら仕方ないな。残念だけどがんばれよ』と言っていただけるまで、最大限の努力はしなければダメです。」
堀威夫(ホリプロ取締役ファウンダー)
「いろいろ考えて、十年ぐらい前から、勝利の女神をどうやって味方につけるかを考えればいいんだと、考えるようになりました。すると、勝利の
女神というのは、たぶんお通夜の晩みたいな顔をしたやつのところでは絶対微笑まないだろう、ではいい顔をつくろうという、非常に単純な
コンセプトに変わりました。」
V 技術を支える頭脳と精神
岡野雅行(岡野工業代表社員)
「私なんてちょっと変わった人間だから、普通のことをやっていたって誰も認めてくれない。人と違ったことやって、初めてすごいなと言われる。
そこまで行くまでにはえらく時間がかかったし、あいつはちょっとおかしいんじゃと、みんなに言われましたよ。」
松浦元男(樹研工業社長)
「私はうちの社員にも自分の子どもにも、それから近所の高校生たちにも『人生の目的を間違えちゃいかんよ』と言っています。ときどき
間違えるんです。だから私は『お金持ちになることを考えてはいけません』『有名になることを考えてはいけません』『偉くなろうと思っては
いけません』。この3つは実は人生の結果であって、これを目的にするととんでもないことになりますよ、と言うわけです。」
W 陽気で真摯な挑戦者たち
笠原健治(ミクシィ社長)&近藤淳也(はてな社長)
「インターネットというのはアイデア勝負と思われている方も多いと思うのですが、あるアイデアを自分が思いついたら、同時に日本の百人
くらいは同じようなことを思いついているんです。そうするといかに早くものをつくって、たくさんの人が使えるレベルにして世の中に出すかという
ことが大事で、要は、誰が最初に行動に移したかということで順位が決まるので、そういう意味ではごちゃごちゃ考えずにすぐにでも手を
動かして、ということかなと思います。」
伊藤信吾(男前豆腐店社長)
「僕が一番幸せなのは、自分の仕事で泣ける時です。仕事に絡むことで、自分で泣けることです。車を運転している時に『たまんねーな、この人
の優しさは』と思って泣けてきたりすると、この仕事をやってきてよかったなと思います。」
宋文洲(ソフトブレーン創業者)
「『異なるものが好きだ』『みんなと違って何が悪いんだ』と言える勇気がないと、活気は出てきません。みんな同じ方向に行っちゃうと、そこに
チャンスはこないんです。全然違う方向を向いてしまえばチャンスはくるんです。」
野口美佳(ピーチ・ジョン社長)
「『転機は?』と聞かれても、会社なんて毎日が転機みたいなものだし、何かちょっとでもあれば、一瞬で別の方向にいってしまうものです。
『ご苦労は?』と聞かれるのもそうです。苦労なんかしたことないんですもん。もちろん、嫌なことや大変なこと、解決しなければならないことは
たくさんありますが、それは苦労ではないですからね。」
寺田和正(サマンサタバサジャパンリミテッド社長)
「むしろ経験則だと思います。感じるという体勢をとっておいて経験を積む。シャラポワは天才だと言われますが、すごい練習量で感性になって
いる。相手のラケットがちょっと動いたのを見ただけで、次の動きがわかるというのがあるんじゃないかと思うんです。同じものを見ても、感性を
磨いてなければ感じない。」
渡邉美樹(ワタミ社長)
「僕は、夢は2回叶うものだと思っているんです。一度目はイメージの中で叶う、二度目は現実に叶うということです。その夢と現実とをつなげる
のが時間だと思っているんです。だから、日付を入れて、今日との差を明確にする。そして、それを日数で割ってしまえば、今日やらなければ
ならないことが明確になってくる。「いつか叶ったらいいな」という夢は絶対に叶いません。夢という字に人偏をつけると『儚い』となります。年を
とった大人が言うんですよ。『俺も若いころはそんなことを思っていた』『俺も若いころはそんなことをやりたかったんだ』と。でも、それはただの
負け犬です。」
X 異端から正統へ
吉田潤喜(ヨシダグループ会長)
「アメリカではよく言うのですが、まずバスを動かす。動かしてからガソリンを見つけなさい、と。ガソリンをどこで給油してなどと計算してたら、
もう誰かがバスを動かしているんですよ。冒険というよりも行動力でしょう。まず動いてみて、動きながら考える。うちのヨシダソースも店頭販売
をしたから伸びてきたんです。正直に言うと、味もしょっちゅう変わっているし、ラベルも十数回、変わっているんですよ。昔のやり方を一生懸命
やっているってわけではないんです。だからまず実際にやってみないとダメですよ。」
高田明(ジャパネットたかた代表取締役)
「でも、できないと決めているのは誰かというと、自分自身なんです。人は決めませんから。まず自分ができると信じること。あまり考えずに、
思ったようにやってみること。やってみてできなかったら、やり方を変えてみればいい。それと、それを続けてみることです。やってみたけどダメ
だったっていうのは、いくつもあります。人生80年生きていくわけだから、エンドレスでやり通すことではないかと思っています。だから続ける
精神力はいるだろうと思いますね。でもあまり悩まずにやってみたら、結構できることは多いんじゃないかと思うんですけどね。」
平松庚三(ライブドアホールディングス社長)
「僕が部下を雇う時は必ず2つのことを決めている。1つはその分野で僕よりもずっと優れていること。もう1つは必要な時に僕にノーと言って
くれること。これは部下を雇う時の必要条件としてずっと守っています。」
澤田秀雄(エイチ・アイ・エス会長)
「成功するまでやれば成功すると思うんです。ただ途中で資金が尽きれば潰れますし、やる気がなくなれば潰れますし、苦しくなって投げ出せば
潰れますから、口で言うほど簡単ではないですが、成功するまでやれば成功しますよ。」
Y 自己と組織の変革
北尾吉孝(SBIホールディングスCEO)
「全部、天の責任にしておけばいいんです。何かうまいこといかないからと、人間はすぐ悩んだり悲しんだりするでしょう。うまくいくのが当たり前
だと思っているから、そう思うのだと思います。僕はそうじゃなくて、ほとんどのことは、うまくいかないんだと思っています。うまくいったらラッキー
なんだと思うようにしたらいいと思うんですね。」
原田泳幸(日本マクドナルドホールディングスCEO)
「今でも社員に繰り返し言うのは、『うちの会社の問題点に目を向けるな、強いところを掴め』ということです。その強さを発展させるために
どんな変化が必要か。変化を議論する時にはそこにつながらないといけない。」
稲盛和夫(京セラ名誉会長)
「現代の社会では、人はどういう考え方をしようと自由です。ですがこれが団体、企業となると、そこに所属する人が同じような考え方を持って
ベクトルがそろうかどうかが、全体のパワーに影響します。」