卓球 『「集中力」を「仕事力」に活かす!』
              〜「踏ん張り」がチャンピオンをつくる〜
 NO.246 

2007.10.27作成

 最近、読んだ本で、『イチローやタイガーの「集中力」を「仕事力」に活かす!』(児玉光雄著)という本からです。今までも、児玉さんの本をいくつか

紹介しましたが、どれもわかりやすくためになる本ばかりです。この本の中から、特に参考になった部分を紹介したいと思います。


「踏ん張り」がチャンピオンをつくる

 もうひと踏ん張りしているときには、通常の仕事では得られない集中力が発揮されていることは間違いない。もっと極端に言えば、ほとんどの人が
仕事を終えてロッカールームでシャワーを浴びているときに、もうひと踏ん張りしている人にだけ神は「集中モード」という偉大な能力を与えるので
ある。
 朝のゴルフコースの練習場は人でいっぱいである。スタート前にショットの調整をすることはもちろん悪いことではない。ところが、午後の練習場
には人っ子一人いない。これはどういうことだろう。
 ゴルフの上達を加速させたかったら、あるいは真の集中力というものを獲得したかったら、ラウンドが終わってクラブハウスに戻る前に、練習場に
直行して30分間かけてボールを打てばよい。あるいは、ラウンドで逃した惜しいパットの練習を練習グリーンに直行してやればよい。
 これはビジネスにもあてはまることだ。もう少し集中力を発揮すれば成功を勝ち取れるのに、多くの人たちがその寸前であきらめてしまっている。
競争社会の中で、ほんのわずかな差が成功と失敗を隔てている。
 96年のアトランタ・オリンピックの男子陸上競技で、オリンピック初の200メートルと400メートルの2種目制覇を成し遂げたマイケル・ジョンソン
選手はこう語っている。
 「10年前、私は200メートルを22秒で走っていた。高校生の陸上競技選手としては上出来のタイムだったが、世界レベルにはほど遠かった。
10年にわたる飽くなき努力と研鑽のおかげで、1.5秒強のタイムを縮めることができた。10年間でたった1秒半!それが平凡な男と世界一速い男
との違いなのだ」
 一流の人間は、普通の人があきらめたときにも集中力を持続させる。並の人間とは、ほんのちょっとした集中力のスタミナの違いによって隔てられ
ているのだ。これが「あいつだけはちょっと違う」という周りの評価を勝ち取るのである。
 スポーツと違い、ビジネスの世界ではゴールが見えないことが多い。何百時間努力しても契約を取れるという保証はない。
 仕事を終える前に、「もうひと踏ん張り」とつぶやいて、最後の集中力を発揮して、もうひと仕事頑張ってみよう。ちょっとした努力が他の人間に
圧倒的な差をつける「偉大な習慣」となる。

●あと1本電話すれば大口の契約が取れる
●もう1軒訪問すれば、車が1台売れる
●あと1時間頑張れば、素晴らしいプレゼンの資料が完成する
●試作品のアイデアをもう1ひねりしてみる
●上司に拒否されたアイデアをもう1度練り直して提案する

 ほとんどの人が気づかない「もうひと踏ん張りの精神」が、多大な成果をもたらしてくれる。   


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