| 卓球 「一流になる人二流で終わる人」 〜一流になるには(1)〜 |
NO.30 |
99.6.3作成
一流の人から学ぶ機会を、ということで最近読んだ本から紹介したいと思います。
阪神タイガース監督の野村さんと将棋の米長九段の書かれた「一流になる人二流でおわる人」という
本から、今回は米長九段の話を引用させていただきます。
なお目次だけ読んでも参考になるので書いておきます。
はじめに 何ゆえの挑戦か
米長 ここぞという局面で直感が働く
第1章 努力の仕方を変える
男は覚悟する
野村 人事を尽くして天命を待つ
米長 勝負の世界は覚悟なしには生きられない
野村 覚悟に勝る決断なし
米長 ID野球の醍醐味は人間臭さにある
野村 昨年の日本シリーズは草野球的発想である
微差を克服する努力
米長 三勝二敗と二勝三敗の差が隔絶した結果を招く
野村 自分は不器用だと気づいていた
米長 幸運の女神は何度も微笑む
野村 不器用さの克服をデータに求めた
ハングリー精神は宝物
米長 気づきは自分でつかむしかない
野村 ハングリー精神が能力を才能に飛躍させる
米長 豊かな時代のハングリー精神とは何か
野村 野球は失敗の多いスポーツである
米長 謙虚さの土台は形を整える人間教育だ
第2章 ID野球の神髄
優勝するにふさわしいチーム
野村 勝負の醍醐味は読み合いである
米長 我慢を覚える
野村 データは意識改革の最大の武器である
米長 米長将棋は木村義雄の跡継ぎである
野村 優勝は金では買えない
野球漬け将棋漬けのすすめ
米長 カンが働かなければ勝てない
野村 カンには必ず根拠がある
米長 喜びや感激が一流の基盤になる
→ まず、自分で指すことです。それも、できるなら強い人と指す。
これはどういうことかというと、自分で考えて答えを出すということです。
将棋は双方向性のゲームで、こちらが指せば、必ず相手が指してくる。
この局面を見て、自分で考えて、自分で答えを出す。
そこには他人の意見は一切入れない。これを徹底してやる。これが一つです。
それから、強い人の将棋を並べる。調べる。これが一つです。
それから、やさしい詰め将棋を早く解く訓練をする。
この三つを徹底してやりなさいと話しました。
これをやらないと、決して強くなれない。
だが、これだけではだめなんですね。強くはなっても、一流にはなれない。
一流になるためには、江戸時代に作られた二百題のむずかしい詰め将棋があるから、
必ずこれをやらなければならない、と彼らに課しました。
一題を解くのに一週間かかったりもする。だが、少なくとも一日に一時間はやる。
そうして一題一題解いていくと、そのたびに喜びがあり感激がある。
この、喜んだり感激したりする心の振幅が、一流になるためには大切なんです。
ますます将棋が好きになって、将棋に集中していくことが楽しくなる。
将棋に溺れるというか、一層将棋漬けになっていく。
その中でカンが養われ、蓄積されていくんです。
それが一流の基盤になるんですね。
野村 若い時期に好きなものに溺れろ
米長 将棋の力は十八歳までに頂点に達する
以下は次回に。