| 将棋 「プロ脳」@ 〜羽生善治編〜 |
NO.1381 |
2006.5.14作成
インターネットのAmazonで、「プロ脳」(児玉光雄著)という本を見つけました。その中に、将棋のプロ棋士のこと
が書かれていたので、紹介したいと思います。
第1章 常識を疑え!
羽生善治棋士
「見た目にはかなり危険でも、読みきっていれば怖くはない。剣豪の勝負でも、お互いの斬り合いで、相手の刀の
切っ先が鼻先1センチのところをかすめていっても、読みきっていれば大丈夫だ」
相手の刀の切っ先が鼻をかすめても読みきっていれば怖くはない
決断するという行為は「迷い」を打ち消すためにある。いったん決断したら羽生はひたすら自分の判断を信じて
突き進む。そして自分の下した決断である以上、その結果がどうあろうと、悔いることはない。
人生に絶対がない以上、決断したらそのまま全力で切り込むしかない。そこに迷いが少しでも出たら、それが
命取りになる。
羽生は「将棋は、お互いに1手ずつ手を動かしていき、指している。だから、自分が指した瞬間には自分の力は
消えて、他力になってしまう。そうなったら、自分ではもうどうすることもできない」とも語っている。
決断力を磨くためには、間違ってもいいからとにかく勇気を出して自信を持って決断しよう。あとは運を
天に任す。自信のない決断はその迷いを相手に読み取られて、より不利な状況を招いてしまう。
勇気を持って相手の中に踏み込めば、自分も手負い傷を被るが、相手にとどめを刺すことができる。
修羅場をくぐるというのはそういうことである。
決断したら迷ってはいけない。
第2章 逆境を楽しめ!
羽生善治棋士
「私は、人間には二通りあると思っている。不利な状況を喜べる人間と、喜べない人間だ」
不利な状況を楽しめる人間が勝ち組になれる
ピンチこそ人間を飛躍させる大きな機会となる。一流の人間ほどピンチで潜在能力を発揮して、そこから見事に
脱出する能力を備えている。彼らは過去の経験からピンチが自分を成長させてくれることを知っている。修羅場を
くぐるとはそういうことである。
勝負に勝ちたかったらピンチを楽しめばよい。「別に将棋に負けたから、命まで取られるわけではない」
という開き直りが羽生棋士の成長を支えている。
あなたが仕事でピンチに陥ったとき、「これは大変なことになった。ピンチを切り抜けられないかもしれない」と
考えて浮き足立ってはならない。そう考えてしまうと、状況はますます悪くなる。
そうではなく、「これは自分を飛躍させてくれる貴重なチャンスだ。精いっぱい頑張ってこのピンチを切り抜けよう」
と考えて全力を発揮すれば必ず道は開ける。
状況の困難さがそのピンチを乗り越えられない最大の原因ではない。たいていの場合、状況に絶望してしまって
気力が萎えることがピンチを乗り越えられなくしている。残念ながらそのことに気づいているのは一握りの成功者
だけなのだ。
ピンチを精いっぱい楽しむ思考パターンがあなたに人生の成功をもたらしてくれる。
ピンチは自分を飛躍させてくれる機会と捉えよう。