将棋 「羽生善治の頭脳強化ドリル」C
              〜構想力・決断力を鍛える〜
 NO.1457 

2007.3.3作成

 前号の続きで、「図解 羽生善治の頭脳強化ドリル」(羽生善治著、PHP研究所)という本からです。頭脳スポーツ・将棋の発想を仕事に活かそう

ということで、各章が直感力・集中力・思考力・情報力・持続力・客観力・構想力・決断力について書かれています。

 今回は、その第7章の構想力と第8章の決断力から、その中の内容を少し紹介したいと思います。


第7章 構想力

 32.「序破急」の流れとリズムを知る

      @序盤…作戦を決め、玉(王将)を囲い、攻めの準備をする。
      A中盤…戦いが始まり双方が駒を取り合う。
      B終盤…囲いを崩し合い、最後に玉を1手でも先に詰みに追い込んだほうが勝ち。
      序盤…足りない点を補いつつ始動
      中盤…部分より全体の効率を考える
      終盤…スピードと前進が大切

 33.簡単なことから挑戦して達成感を味わう

      進歩する喜びがやる気を育てる
      知的好奇心を燃やし続ける工夫
      正解までのプロセスを何度も体験する

 34.教えてもらうことが習慣化すると成長しない

      教わることは悪いことではない
      一冊の本を繰り返し読んで考える
      依存心が芽生えると成長は止まる

 35.仕事と私生活を区別する強い意志を持つ

      生活のリズムを守る
      生き方が対照的なチェスの二大強豪
      仕事と休養のバランスをとる

 36.”信用”は技術をも凌駕する力となりうる

      信用とはどういうものか
      ・信用はその人に対する期待値
      ・”信用の後押し”が成功につながる
      なぜ信用を得ることは難しいのか
      信用とは仲間内の格付け

 37.1つの型にこだわらない、完成もないと考える

      1つの型にこだわらない
      結果より「いい仕事」をめざす
      なにごとにも完成はない

第8章 決断力

 38.一歩踏み出す決断力が成否を決める

      「現状維持」は状況を悪くする
      緊迫した状態の受け止め方
      恐くても前へ進んでいく

 39.選択肢が増えると決断の比重は高くなる

      考えすぎても迷うだけ
      あえて遠回りする決断もある
      最後の決断は気合で

 40.「見切る力」は極限の思考訓練で養われる

      短時間で最良の決断を下すには
      「見切る力」をアップする訓練
      現状を打破するには即断即決

 41.リスクを避けるばかりでは決断力が鈍る

      リスクをプラスに受け止める発想
      ・リスクが大きいほどやりがいもある
      ・決断の仕方でその人の本質がわかる
      ・現在のリスクは未来の安全につながる
      若いときはリスクに気がつかない
      経験を積むと決断が困難になる


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