将棋 東大将棋四間飛車道場22
              〜定跡のソフト(34)〜  
 NO.1497 

2007.8.31作成

 前回の続きで、四間飛車の定跡のある将棋ソフトの「東大将棋 四間飛車道場」からです。定跡の勉強のために、34の四間美濃、

15の四間穴熊の定跡の計49の定跡を1つ1つ見ていき、平行して、四間飛車道場でコンピュータと対局して、定跡講座と関係のある25の局面を

クリアしていこうと思います。なお、棋譜は、上級のレベルの対局を載せておきます。今回も、四間穴熊です。


「定跡講座」

 [10]  ▲四間穴熊 対 △玉頭位取り

分岐1
○▲6五歩(6六銀型をつくる狙い。)
  △8五歩▲7七角△3四銀→分岐2へ

○▲5八金左(袖飛車の狙い。)
  △3四銀
    ○▲4六歩(▲4七金〜▲3八飛の狙い。)
      △8五歩▲7七角△4四歩
        ○▲5六銀(忘れてはいけない一手。)
          @△3三角(妥当な応手。)
            ▲4七金△4三金▲3八飛(狙いの実行。)
              @△2四角(位を守るにはこの一手。)
                ▲6五歩△3三桂(先手急攻はできないが、後手の悪形に満足する。)
                ▲3六歩△同歩▲同金△3五歩▲3七金△2二玉▲7五歩△3二金▲7八飛
                △1四歩▲3九金…先手十分。

              A△2二玉(不用意な一手。)
                ▲3六歩
                  @△3六同歩(位を明け渡す。)
                    ▲同金△2四歩▲3五歩△2三銀▲3九金…先手作戦勝ち。

                  A△2四角(時すでに遅し。)
                    ▲3五歩△同銀▲6五歩△3三桂▲3九金…先手指せる。

          A△1四歩(待つ手はない。)
            ▲4七金△1五歩▲3八飛…後手、位を守れなくなる。

        ×▲4七金(不用意な一手。)
          △4五歩▲同歩△同銀(あっさり交換を許しては不満。)
          ▲4六歩△3四銀▲3八飛△4四銀…ぴったりの手。後手の位がしっかりしてしまう。

    ○▲3九金(穴熊完成を急ぐ。)
      △4四歩▲7八飛(石田流を目指す。)
      △8五歩▲7七角△4五歩▲7五歩△9四歩▲6八角…石田流への組替え。これも一局。

分岐2
○▲6六銀(角交換を拒否。)
  @△4四歩(おだやかな一着。)
    ▲5八金左→分岐3へ

  A△3三角(迂闊な一手。)
    ▲7五銀(この手が成立する。)
      @△6二飛(▲6四歩を受けたが。)
        ▲3三角成△同桂▲7一角△7二飛▲5三角成△同金▲6四歩…強攻して先手優勢。

      A△7七角成(やむを得ない交換。)
        ▲同桂△4四角▲7八金…角を手持ちにしている利は大きい。先手優勢。

×▲2二角成(形を乱すようだが。)
  △同玉▲3九金△4四歩▲8八飛…飛先を受けざるを得ない。先手あまり得策でない。

分岐3
@△4五歩(怖い手。)
  ▲3九金△4三金▲7五銀(ここがいいタイミング。)
    @△6二飛(飛車がかえって目標になる意味がある。)
      ▲2二角成△同玉▲7一角…角切りを狙って指せる。

    A△7七角成(やむを得ない交換。)
      ▲同桂△4四角▲6四歩…構わず攻めて先手指せる。 

A△3三角(玉を深く囲う意味。)
  ▲3九金(穴熊を完成。)
  △2二玉▲5六歩
    @△6二飛(この受けは絶対。)
      ○▲4六歩(4筋の位取りを阻止。)
        @△4五歩(離れ駒のあるここでは動きにくいところ。)
          ▲同歩△同銀▲5七金△3四銀▲4八飛△4五歩▲4六歩…反撃して先手のペース。

        A△3二金(自然な手。)
          ▲4七金(4五歩からの交換に備える。)
            @△4五歩(歩交換に行く。)
              ▲同歩△同銀▲4六歩…4七金が生きる。

            A△4三金右(囲いの完成。)
              ▲5五歩△同歩▲同銀△5四歩▲6六銀
                @△4五歩(ここら辺りで交換にいく。)
                  ▲同歩△同銀▲4六歩△3四銀▲5六金(力強い金出。)
                    @△4四歩…後手手損で面白くない。

                    A△1四歩(これぐらいだが。)
                      ▲4五歩
                        @△4四歩(好形を目指すが。)
                          ▲同歩△同銀
                          ▲5五歩…穴熊の堅さが生きる展開。先手のペース。

                        A△1五歩(手待ち。)
                          ▲5五歩△同歩▲同銀△5四歩
                          ▲4四銀…先手優勢。6二飛が攻撃目標になる。

                A△1四歩(何気ない手だが、疑問。)
                  ▲5七銀(この手が成立。)
                    @△4五歩(タイミング悪い。)
                      ▲同歩△同銀
                        ○▲3三角成(決戦策。)
                          △同桂▲4四歩…決戦に出て先手のペース。

                        ○▲4六歩(穏やかに指しても悪くない。)
                          △3四銀▲5六銀…先手十分。

                    A△1五歩
                      ▲5六銀…先手作戦勝ち。

      ○▲5五歩(4筋の位は許す指し方。)
        △同歩▲同銀△5四歩▲6六銀△3二金▲4八金寄△4三金右▲3八金寄
        △4五歩…4筋の位を取らせる。これも一局。

    A△3二金(仕掛けを許す。)
      ▲5五歩△同歩▲同銀(先手指しやすくなる。)
      △5四歩▲6四歩△5五歩▲6三歩成…突破して先手優勢。

 [11]  ▲四間穴熊 対 △5筋位取り

 [12]  ▲四間穴熊 対 △7二飛戦法

 [13]  ▲8筋交換型 対 △四間穴熊


「四間飛車道場」

  第24局  (▲四間飛車穴熊) 対 △玉頭位取り

        先手 佐藤 ― 後手 東大将棋 上級  127手にて先手の勝ち


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