| 将棋 「名棋士81傑ちょっといい話」 〜至言・名言〜 |
NO.1506 |
2007.10.15作成
もう、だいぶ前になりますが、BOOK・OFFで、「名棋士81傑 ちょっといい話」(原田泰夫編著、講談社)という本を見つけました。
昔から現在にいたるまでの名棋士81+1名にスポットを当て書かれたもので、読み物として気軽に読める本だと思います。その本の中から、
それぞれの棋士の文章の最後に、至言・名言が載っていたので、目次とともに簡単に紹介したいと思います。
名棋士81傑 ちょっといい話
第1章 名人
01 関根金次郎 千変万化の攻め
「先手の浮き飛車は元気があってよろしい。この辺りの指し方はさらりとして春風のようだ」
02 木村 義雄 十年不敗
「勝負は闘犬と同じだ。勝てば強くなる、負ければ弱くなってしまう」
03 大山 康晴 難攻不落の巨城
「勝負の世界の強者というのは結局、最後は一人になる」
04 中原 誠 天性の名人
「僕は銀桂交換は、銀より桂のほうが得だと思うことが多いんだ」
05 谷川 浩司 羽生を倒し永世名人に
「(名人位を初防衛し)これで並の名人になれました」
06 小菅剣之助 将棋界を統合した大恩人
第2章 天才
07 羽生 善治 史上空前の七冠奪取でブームを作る
「パッと見て、パッと答えがわかるかどうかは大切なことです」
08 加藤一二三 神武以来の天才
「直感精読、心技一体を目標に」
09 二上 達也 棋聖戦三連覇
「私は私自身のうちにひそむ しつこさと淡泊さの心理面での葛藤を感じてならない」
10 升田 幸三 新手一生
「たどり来て未だ山麓」
11 土居市太郎 坂田三吉を破り実力日本一に
12 米長 邦雄 史上最高齢で初の名人位に
「矢倉は将棋の純文学である」
第3章 異能
13 坂田 三吉 『王将』の主人公
「(大局観について)あんた、そこから見て浪速区と北区の火事がいっぺんに見えまへんやろ。ワテは五重の塔の上に立っとるから大阪中の
火事がみな見える。その違いや」
14 金子金五郎 棋士を捨て仏門へ
「精神の突っ込みが深くない棋士は、素質はあっても大成しない」
15 大野 源一 攻める振り飛車
16 花村 元司 真剣師からプロに
17 神田辰之助 ポスト坂田の勝負師
18 山田 道美 早逝した求道者
「天才と非才の違いは、努力するときの”気”の違いだ」
19 松田 茂役 斗酒なお辞せずのムチャ茂
20 本間 爽悦 日本一の七段
21 芹沢 博文 文筆に後半生を託す
「将棋は苦し、酒は楽し、人生は哀し」
22 大友 昇 七段で初のNHKチャンピオン
23 灘 蓮照 早見えの天才
24 内藤 國雄 多才、多芸の自在流
25 福崎 文吾 異常感覚の指し手
26 森 けい二 青坊主で名人戦登場
27 屋敷 伸之 18歳でタイトル獲得
28 中村 修 ニックネームは”エイリアン”
29 丸山 忠久 将棋の一芸で早稲田大学入学
30 藤井 猛 革命定跡・藤井システム
第4章 勝負師
31 有吉 道夫 三度のA級昇進
32 大内 延介 戦う穴熊
33 森安 秀光 四間飛車の大家
34 郷田 真隆 最低段の四段でタイトル獲得
35 田中 寅彦 威勢のいい風雲児
36 丸田 祐三 二年で四段から八段に
37 勝浦 修 異名はカミソリ
38 森内 俊之 打倒羽生に燃える
39 坂口 允彦 チェスから将棋に戻って大山を破る
40 萩原 淳 挫折と放浪の棋士
第5章 読み
41 花田長太郎 生涯読み三昧
42 塚田 正夫 ”打倒木村”の一番槍
43 森下 卓 米長が認めた強さ
44 青野 照市 狭間世代のエース
45 島 朗 将棋界を変えた新人類
46 村山 聖 終盤の鬼
47 桐山 清澄 大胆!二度の棋風改造
48 真部 一男 溢れるインテリジェンス
49 淡路 仁茂 長手数の美学
50 佐藤 康光 羽生に匹敵する読みの深さ
第6章 攻防の妙
51 高島一岐代 日本一の攻め将棋
52 関根 茂 出身は農林省の役人
53 佐藤大五郎 豪快無双の”薪割り流”
54 西村 一義 タイトル低段挑戦の先駆
55 石田 和雄 特技はぼやきと頭叩き
56 高橋 道雄 足音のしないむっつり流
57 南 芳一 局地戦に強い地蔵攻撃
58 阿部 隆 捨て身将棋の迫力
59 小林 健二 元祖スーパー四間飛車
60 塚田 泰明 二連敗後の三連勝で王座位に
61 金 易二郎 前代未聞の時間切れ負け
62 加藤 博二 背伸びをしないがモットー
63 五十嵐豊一 タイトル戦を阻んだ世話好き
64 南口 繁一 B級でタイトル挑戦の快挙
65 長谷部久雄 負けにくい棋風
66 三浦 弘行 羽生眼中になしの棋聖戦挑戦
67 井上 慶太 羽生キラーは谷川の弟弟子
第7章 名伯楽・知恵袋
68 加藤 治郎 棋界の知恵袋
69 木見金治郎 升田、大山を育てる
70 藤内 金吾 一門18人、112段
71 渡辺 東一 戦後の基礎を作った名会長
72 建部和歌夫 俳句で将棋を詠む
73 山本 武雄 昭和将棋史の生き証人
74 板谷 四郎 父子二代の九段棋士
75 高柳 敏夫 3人のタイトル棋士を育成
76 広津 久雄 アマチュア普及に尽力
77 佐瀬 勇次 将棋界の土壌作りに尽力
78 熊谷 達人 駒落ち指導で説教
79 木村 義徳 自称”三流の勝負師”
80 河口 俊彦 30歳で四段の遅咲き
81 大崎 熊雄 政治家志望が棋士へ
82 原田 泰夫 魅力は猛攻とユーモア