将棋 「構想力」
     〜ホンモノの構想力の鍛え方〜
 NO.1544 

2008.2.24作成

 インターネットのAmazonで、谷川浩司九段の「構想力」(角川書店)という本を見つけ、早速購入して読んでみました。勝負は”2手目”をいかに

正確に読むか、ホンモノの構想力の鍛え方がわかりやすく書かれていてお薦めです。その本の目次から、少し紹介したいと思います。


「構想力」

  第1章 構想力とは何か

    対局前の構想
    対局前に立てるのはおおまかな構想
    事前の構想が序盤を制す
    真の構想力が問われる中盤
    構想の出来を左右する二手目の見極め
    状況を切り開く常識外の構想
    構想がはずれても落胆しない
    形勢不利な場合の構想
    結果が悪くても構想が間違っているとは限らない
    膠着状態に陥らないための構想力
    番勝負での構想

  第2章 構想力に必要な力とは

    構想に必要な四要素
    知識は構想を立てやすくする
    現状のみならず将来を見据えてこそ、正しい状況判断となる
    判断基準がぶれては正確さを欠く
    読みはデパートの買い物と同じ
    知識・経験・個性・流れから浮かんだ直感は九割正しい
    わからないときは案内板に戻る
    10手先の局面は1024通り
    残り時間を考えながら時間を配分する

  第3章 常識外の構想が結果を左右する

    常識外の一手が勝敗を分ける
    ボナンザの強さの秘密は先入観のなさにある
    定跡からはずれる勇気がなければトップには立てない
    新幹線も飛行機も使えない。さて、どうするか?
    常識外の手とは未来を切り開く力
    常識に頼っていては構想力は育たない
    未知の局面での構想力がカギを握る
    常識外の手はひらめきにあらず
    常識を妄信するのは自殺行為
    勝負師・研究者・芸術家、三つの顔を持つ

  第4章 構想力を磨くために

    夢や目標が構想力の基本
    長期の目標は高く、短期の目標は低く
    構想力を伸ばす大局観
    あえて相手に手を渡すことで状況を打開する
    集中のためには集中しない
    15分でできることは意外に多い
    いくつもの顔を持てばどんな状況でも対応できる
    常識は自分で検証してこそ常識となる
    わかりきったことでも自分自身で検証すればあとで生きてくる
    情報はときとして構想にマイナスをもたらす
    経験と慣れを混同するな
    あきらめは思考停止である
    苦しいときこそ新しい構想が生まれる
    敗因をでっちあげてでも気持ちを切り換える
    自分は自分
    よいイメージは長く留める
    礼儀やマナーは周囲に対する構想力である
    練習中は「自分がいちばん弱い」、試合中は「いちばん強い」と思え
    100パーセント力を出すための自分なりの公式を持つ
    対局ではタフでなければいけない
    熟慮の末、腹をくくれば後悔することはない
    自分のブランドをつくれ

  第5章 年齢を重ねるほど構想力は伸びる

    経験は若さに勝る
    読む力は年齢とともに上がる
    将来を構想せよ
    挑戦することで新たな発見が生まれる
    若い感覚を上手に利用する
    変化は進化である
    忘れることから新しい構想は生まれる
    嫉妬は可能性の表れである
    達観しすぎてはいけない。ときには怒りをあらわにせよ
    置かれた状況をプラスに捉えれば下り坂も上り坂になる
    脇役を経験するのは無駄ではない
    不調が続くとそれが実力になる
    必要なのは体力より持久力である

  第6章 次世代の構想力を育てる

    いちばん好きなことだからこそトップに立てる
    引退を考えるとき
    手取り足取りでは構想力は育たない
    結論は自分で出させる
    挫折から工夫は生まれる
    夢や目標のない人間には構想力は生まれない
    いつまでもネットや友だちだけを相手にしているわけにはいかない
    将棋のすばらしさを教えたい


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