将棋 北島四段の解説 
             〜初夢?〜 
 NO.54 

99.1.1作成

 

 

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします

1999.1.1 

 


 さて、インターネット将棋道場の第1期倶楽部竜王戦決勝3番勝負について

48号で紹介しましたが、そのホームページに北島忠雄四段の解説がありました。

プロの方に解説していただけるなんて非常に光栄で、ありがたい限りです。

私へのお年玉だと思って、プロの感覚を学ばせていただきたいと思います。

この記事についてのくわしい内容は、将棋倶楽部24のホームページをご覧下さい。

 

北島忠雄四段の解説コーナー


第1期倶楽部竜王戦 決勝第3局

ryuF3.gif (5944 バイト) 先手が▲8七飛(図、47手目)と変化して第一、二局の進行に別れを告げました。△9九角成に▲7七角と合わせて振り飛車が指せそうです。9九の香と1一の香(玉側の香)では価値がまるで違いますから。

(図以下、△9九角成、▲7七角、△9八馬、▲1一角成、△3三桂、▲1二馬、△7一飛・・・)

先手の▲1二馬(53手目)はどうだったでしょうか。ここは▲8六飛として△7一飛に▲1三香で振り飛車ペースだと思います。

本譜、馬と飛車の交換になっては先手の優位が消え、よりが戻った感じです。

▲2六歩(69手目)は疑問手。仮に桂馬を取っても玉東に傷を作るマイナスの方が大きいので、▲9一竜として▲2六香から桂を取りに行くのが実戦的でしょう。

△2六馬(74手目)と強い駒が急所に来て後手の有利がはっきりしました。久米さん優勝おめでとうございます。


第1期倶楽部竜王戦 決勝第2局

ryuF2.gif (5843 バイト) 本局は、第1局と▲8三角(51手目)まで同一に進行しました。△8六飛(52手目)から△8四飛行は後手の工夫で好手です。

▲8五銀(57手目)は先手で受けたくなるところですが、後に出た銀が負担になってしまいました。ここは、▲8五飛と合せ△同飛▲同桂の進行で次に▲8三飛の打ち込みを狙うのが実戦的です。

しかし先手もこの後、頑張り勝負形に持ち込みました。▲2六桂(91手目、図)では一回▲5八歩として後手の応手を聞き、▲2六桂を含みにすればチャンスがあったと思います。


第1期倶楽部竜王戦 決勝第1局

ryuF1.gif (5990 バイト) △8六歩(34手目)からは急戦の代表的仕掛けです。他には△7五歩▲6七銀△7三銀引という進行も有力です。

▲7五歩(43手目、図)に対する△7二飛では△7一飛として▲8二角△8八歩の進行も一局です。パソコンで検索したら藤井−森下戦で同一局面がありました。

▲8四歩(47手目)では▲8七飛が良かったと思います。以下△9九角成▲7七角△9八馬▲1一角成△8七馬▲同銀△7五飛▲7七桂が予想される一変化でこれは振飛車が指せそうです。

△8九飛(52手目)は悪い手でした。ここは第二局で指された△8六飛が最善で以下▲7四角成△8四飛行▲同馬△同飛▲8五桂△8九角で居飛車が少し良いように思います。飛車を取られてからはちょっと差がついてしまいました。

 

 北島四段の解説から自分の読みがそう間違ってないようなので、何となく自信が持てました。

大局観をみがいて、プロの感覚に少しでも近づきたいと思います。

いつかプロの方と平手で指せる日が来るのは、夢の中だけの話でしょうね。


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