将棋 まだわからない事ばかり 
              〜ホームページ5周年〜 
 NO.914 

2003.1.22作成

 このホームページも、今日で作り始めてからちょうど5周年になりました。アクセス件数も順調に伸びており、

大勢の方に見ていただいてとても感謝しています。将棋の部屋も900号を越え、1000号も夢ではなくなりました。

ここまでずっと続けられたのも、メールなどで皆さんの励ましがあったからだと思っています。今後ともよろしく

お願いします。

 ホームページを書き始めたきっかけは、自分の勉強のためでした。毎日のようにホームページを作ることで、

わからない事をどんどん学んでいこうと考えたからです。しかし、書いても書いても、わからない事が減るどころか

むしろ増えていくようです。こと将棋に関しても、まだわからない事ばかりです。切りのいい所までにしようとは

思っているものの、まだ納得できるレベルに到達していません。もう少し、頑張ってみようと思います。

 先日、プロ棋士の日常生活が書かれている先崎学八段の「フフフの歩」という本を読みました。気軽に読める

本で、その中に次のような文章がありました。

 

 棋士の中で最も駒落ちが強い人といえば羽生善治ではない。神吉宏充である。とくに四枚落ちや六枚落ちの
上手で発揮する独特な粘り方、ごまかし方は天才的である。
 信じられないような事だが、いつも僕が二枚落ちで指していて、それは何の手心もなしでいい勝負という人が
いたとして、彼は六枚落ちで殆ど負けない。喋りありならば絶対といっていい程負けない。黙って指しても本当に
強い。いつも神吉さんの玉は、どんなに危くても魔法にかかったように寄らないのである。
 一度、こっそり訊いたことがある。いつになく真面目な口調で答えてくれた。
「自分はアマチュアの時が長かった。だからアマチュアの心理が分かるんや」
「で、どうするんですか」
「自分の立場で考えたら駄目やな。上手の立場で手を読んでも弱い場所だらけで、いちいち気にしとったらきりが
ないやんか、だからな、下手の立場に立って、何を指されたら嫌かだけを考えるんや。普通のプロは、小さい頃に
強くなっとるから、それが出来へん、ワシは出来るんや」
「なる程」
「ヘタに読んだらアカン、自分の玉に十五手詰があったら誰でも受けるやろ、そういう時は、相手の棋力に感覚を
落として、この玉を詰ませられるかどうかを考えるんや」
 もっとも神吉さんも、いつも厳しく指すわけではなく、日頃は普通に指すそうである。

 

 相手の立場になって考える―自分にはまだできない事です。自分の事だけで精一杯で、相手の事までは考える

余裕がありません。将棋でも、日常生活の中でも同じです。相手の立場になって考えられるだけの余裕を持って、

いかないといけません。まだまだ未熟ですね。

 それと、アマチュアの時が長かったからアマチュアの心理が分かる、というプラス思考は参考になります。

なかなか強くなれない私だからこそわかる事が、きっとあるはずです。これからも諦めずに勉強して、私なりに

わかった事を中心に書いていきたいと思っています。


   ホームへ戻る    メニューへ戻る