将棋 激指2A 
     〜検討ができるソフト〜
 NO.938 

2003.3.4作成

 No.931で、形勢判断ができるというパソコンソフトの「将棋ワールドチャンピオン 激指2」を紹介しましたが、

その機能の1つに「検討モード」というのがあったので、どのくらい読めるのか試してみました。

 今回使った局面は、先日、将棋世界六段コースで私が0点を取った問題です。コンピュータの実力は?

(問1) 第218回第1問                  (問2) 第218回第2問    

          

(問3) 第218回第3問                  (問4) 第218回第4問    

          


検討モードの結果です。

(問1)

(問2)

(問3)

(問4)

そして、気になる解答は?(「将棋世界」4月号より)

(問1)▲4五歩(10%) … 正解!

     問題図は相居飛車の戦い。先手は攻め込んでいますが、大駒がなく攻めが細いので切れない攻めが
    要求されます。
     ▲4五歩が攻めをつなげる好手。△同竜は▲5四銀として、竜が逃げれば▲4三銀成があり先手勝勢。
    △3三角なら▲4三成桂△同金に▲3二銀打以下詰み。△1七角成としても、▲4三成桂△同金▲5二と
    として後手玉は受けなしとなり、先手勝ちとなります。

(問2)▲3三金(11%) … 候補手

     問題図は振り飛車対居飛車の最終盤。ややこしい局面ですが、▲3三金が正解となります。以下
    △5七角成は▲2二銀以下詰み、△5八竜は▲3八銀打△5七角成に▲2二銀△2四玉▲2五歩△同玉
    ▲1七桂△3五玉▲6五飛成△4五歩▲3六銀△2四玉▲3四金以下詰みで、変化はあるものの先手勝ち
    です。▲3三金に△同桂も▲3一金で後手玉は受けなしとなり、先手勝ちとなります。

(問3)▲6一角(26%) … 候補手

     問題図は横歩取りの変化の終盤戦。先手玉はまだ平気ですが飛車に弱いため、注意して攻めなければ
    いけません。
     ▲6一角が好手。この手は次に▲7二竜△同銀▲4三金以下の詰みを狙っています。△3一玉には
    ▲2三歩として、▲3二飛成△同玉▲7二竜△同銀▲2二金△4二玉▲4三銀以下の詰めろが受けにくく
    先手勝ち筋。また△3三玉にはじっと▲2五飛成としておけば、▲3四角成や▲3四竜の筋があり先手勝勢
    です。

(問4)▲1八玉(46%) … 正解!

     問題図は終盤の戦い。玉同士が接近して分かりにくい状態ですが、逆王手など自玉にも気をつけ
    なければいけません。
     ▲1八玉が冷静な一手。対して△2四桂のような手ならば▲1九飛△3九金▲同銀△同角成▲5九金
    △同玉▲3九飛△4九金▲8六角以下寄り筋で先手勝ち。また△3八歩のような手もありますが、▲7四竜
    △3九歩成▲7八竜△5九金▲1九飛ぐらいで寄り筋になり先手勝ちとなります。

 

 いや〜、お見事!4問中2問正解で、間違えた問題も候補手の中に正解がありました。なかなかの実力です。

私が0点を取った問題だけに、とてもショックです。これでは、コンピュータに教えてもらうようですね。


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